冷え性の改善に効果的な方法とは?身近に改善できる方法がある!

冷え性チェックシート

冷え性とは、特に手足の末端部分に冷えの症状を感じやすいトラブルのことで、特に女性に多く見られますが、自分が冷え性なのかどうかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで、以下のチェックシートを確認してみてください。該当するものが多ければ多いほど、冷え性である可能性が高くなります。

・髪の毛がパサついている
・肩こりを感じる
・顔がたるんでいる
・手足がパンパンに張っている
・厚着をしても寒い
・布団に入っても手足が冷えて眠れない
・食べている量が少ないのにやせない
・目元にクマができている
・肌トラブルが多い
・顔色がくすんでいる

冷え性の原因は血流の悪さにあるため、ただ単に体が冷えているだけと甘くみてはいけません。放置すると更に状態が悪化する可能性もあるので、注意が必要です。

体の末端部分が冷えているとなかなか寝付けなかったり、疲れを感じやすくなったりしてストレスや疲れを溜め込みがちになります。不調に繋がることもあるので、状態を改善させるための対策を実践していきましょう。

冷え性を改善する温活食材とは?

自律神経を整えたり、適度な運動を取り入れたりすることも大切なのですが、特に効果的としておすすめしたい対策が、体を温める温活食材を取り入れるということです。以下のようなものがあります。

ウコン

ウコンといえばお酒のお供として知られているほか、カレーのスパイスとしてもおなじみのターメリックは秋ウコンを指します。ウコンには血行を促進してくれる成分が含まれていることから、冷え性におすすめです。

ショウガ

ショウガを食べると体がポカポカします。これは生姜に含まれている「ジンゲロール」や「ショウガオール」と呼ばれる辛み成分によるもので、血行を良くする働きがあるのです。
年間を通してスーパーでも手に入りやすい食材なので、例えばすりおろして味噌汁に入れるなどして積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
味のアクセントにもなるので、様々な料理に加えてみるのがおすすめです。

根菜類

ウコンやショウガは根菜類で、根菜類の多くは体を温める働きがあります。地面の下で育つものの多くは体を温めると覚えておくとわかりやすいでしょう。

例えば、人参やごぼう、じゃがいもなども体を温める食材です。先述したようにおすすめ食材のウコンはカレーのスパイスでも使われるターメリックのことなので、人参やじゃがいもと組み合わせてカレーで食べれば効率よく体を温める効果が期待できます。

一方、夏野菜のトマトやキュウリ、スイカのように地上で育つものは体を冷やす働きがあるので、ひどい冷えの症状を感じている方はあまり食べ過ぎないように注意しましょう。

発酵食品

発酵食品は酵素が豊富に含まれているため、代謝が上がり、体を温める効果が期待できます。例えば、味噌や納豆、チーズ、漬物、ヨーグルトが代表的なので、毎日の食事の中でうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。

色である程度判断が可能

人参やかぼちゃなど暖色系の食べものは体を温め、反対に寒色系のナスやほうれん草、きゅうり、タケノコなど、白・緑・紫の食べ物は体を冷やすとされています。なお、トマトは暖色でも体を冷やす食べ物なので注意が必要です。

ウコンの血行促進の仕組みやその効果

冷え性に悩んでいる方にはウコンがおすすめとご紹介しましたが、血行を促進させる仕組みと効果などについてご紹介します。

ウコンに含まれているクルクミンはポリフェノールの一種であり、高い抗酸化作用を持っているのが特徴です。この抗酸化作用は酸化を防ぐ働きがあるため、体内で起こる様々な酸化現象によるリスクを防いでくれます。

例えば、血液中のLDLコレステロールが酸化すると「酸化LDL」と呼ばれるものに変化し、血管に付着して血管を狭くしてしまうのですが、抗酸化作用の働きが十分であれば酸化LDLに変化するのを防ぎ、これによって血流を改善する効果も期待できるのです。

ウコンの持っている酸化LDLを抑える効果については研究でも報告されています。

参考:National Library of Medicine:Molecular mechanism of curcumin on the suppression of cholesterol accumulation in macrophage foam cells and atherosclerosis

それから、ウコンにはいくつかの種類があるのですが、中でも黒ウコンの中に含まれている「ポリメトキシフラボン」は、冷え性だけでなく、体温低下抑制作用があるとされています。
また、むくみや更年期障害の改善、体脂肪蓄積低減作用、抗炎症作用などもあるため、健康をサポートしてくれる成分だといえるでしょう。

参考:(PDF)~野菜の魅力~ショウガの仲間[PDF]

※サイト名詳細不明

内側と外側から対策をとることが大事

冷え性の症状に悩んでいる方の中には、できるだけ厚着をするなどで対応している方もいますが、それでは根本的な解決にはなりません。血流が悪いことが大きな原因となっているので、今回ご紹介したように温活食材を取り入れ、体の内側からもしっかり対策を取っていきましょう。

食べ物の中には体を温めるもの、冷やすものがあるので、普段食べるものに注目してみることも大切です。ウコンは冷え性を改善するのにも効果的で、他にも様々な健康効果が期待できる食べ物なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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